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空き家を売るとき不動産会社の査定額を鵜呑みにしてはいけない理由

空き家を売るとき不動産会社の査定額を鵜呑みにしてはいけない理由

こんにちは。名古屋市名東区の不動産会社

CENTURY21リラックホームの采野です。

リラックホームは名古屋市出身で経験豊富な代表が

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複数査定の必要性・悪質業者の見分け方・業者選びの具体的な基準を徹底解説

親の死後に相続した実家、転勤や転居で使わなくなった持ち家——日本全国で空き家の数は年々増加しており、総務省の調査では2023年時点で約900万戸を超えたとも言われています。固定資産税の負担、管理の手間、近隣への影響……それらに悩んで「やっぱり売ろう」と決断したとき、多くの人が最初にすることは「不動産業者に査定を頼む」ことです。

しかし、ここに大きな落とし穴があります。業者の査定額を1社だけで信用してしまうと、数百万円単位で損をするケースが珍しくありません。なぜそんなことが起きるのか、どうすれば防げるのか。この記事では、空き家売却に踏み切った人が直面するリアルな問題を、具体的な視点から掘り下げていきます。

 

> 📋 この記事の目次  
>  
> 1. なぜ査定額を鵜呑みにしてはいけないのか  
> 2. 複数査定が不可欠な理由  
> 3. 悪質業者の手口と見分け方  
> 4. 信頼できる業者を選ぶ具体的な基準  
> 5. 空き家売却の正しい進め方ステップ  
> 6. まとめ
 

 

 

空き家を売るとき不動産会社の査定額を鵜呑みにしてはいけない理由

1. なぜ査定額を鵜呑みにしてはいけないのか

不動産の査定は「科学的な計算」ではなく、業者の主観と戦略が大きく影響する「見積もり」です。同じ物件でも、査定額が業者によって100万〜300万円以上ズレることは日常的に起こります。

査定額が業者によって異なる3つの理由

① 根拠となるデータが業者ごとに異なる
査定の基本は「周辺の成約事例」との比較ですが、業者が持つデータベース(レインズや自社実績など)の精度・量には差があります。地元密着型の中小業者は近隣の細かい取引情報を熟知している一方で、大手でも地域によってはデータが薄い場合があります。

② 「高値を提示して契約を取る」戦術がある
これがもっとも注意すべき点です。一部の業者は、まず高い査定額を提示して媒介契約を獲得し、売り出し後に「なかなか売れない」と言いながら値下げを促してくる手法をとります。これは業界内で「囲い込み」や「高値付け」と呼ばれる慣行の一つです。

③ 空き家特有の減価要因の評価が異なる
長期間放置された空き家は、経年劣化・雨漏り・シロアリ被害・不法侵入の痕跡など、さまざまなリスクを抱えています。これらの減価要因をどう評価するかは業者の経験と判断によって大きく変わります。

⚠️  注意:「査定額 = 売れる価格」ではありません。査定額はあくまで業者の「提案価格」であり、実際の成約価格とは乖離する場合があります。

2. 複数査定が不可欠な理由

空き家売却における複数査定(比較査定)は、いまや売主にとって最低限の自衛手段です。なぜ複数社に依頼すべきなのか、具体的な理由を整理します。

査定額の「相場感」を自分でつかめる

3〜5社に査定を依頼すると、おおよその市場価格のレンジが見えてきます。たとえば「2,000万〜2,400万円」という幅が見えたとき、1社だけが「2,800万円」と言ってきたら要注意です。逆に「1,500万円」という業者がいれば、その根拠を確認する必要があります。

業者の対応力・誠実さを比較できる

査定はサービスの質を見極めるいいチャンスでもあります。査定書の内容が詳しいか、根拠を説明してくれるか、質問に真摯に答えてくれるかなど、「数字」だけでなく「人」を見る機会として活用しましょう。

交渉力が生まれる

複数の査定結果を持っていると、業者との交渉において主導権を持てます。「他社ではこういう説明をもらいました」という一言が、業者の姿勢を変えることもあります。

💡 推奨査定数:最低でも3社以上、できれば地場の中小業者1〜2社+全国展開の大手業者1〜2社の組み合わせが理想的です。地元特化と広域ネットワーク、両方の視点が手に入ります。

 

空き家を売るとき不動産会社の査定額を鵜呑みにしてはいけない理由

3. 悪質業者の手口と見分け方

残念ながら、不動産業界には売主の利益よりも自社の利益を優先する業者が存在します。空き家売却では特に、売主が不動産に不慣れなケースが多いため、悪質業者のターゲットになりやすい傾向があります。代表的な手口を知っておきましょう。

⚠️ 悪質業者の典型的な手口

高値付け(釣り上げ査定):契約目的で相場より高い査定額を提示し、後から値下げを誘導する

囲い込み:他の業者からの購入希望者の紹介を意図的に断り、自社で両手仲介しようとする

情報の出し渋り:レインズへの登録を遅らせたり、物件情報を広く公開しないことで買い手を限定する

急かし戦術:「今すぐ契約しないと好条件が消える」と焦らせて冷静な判断をさせない

欠陥の隠蔽を促す:雨漏りや設備不具合を告知しないよう売主に誘導してくる

 

悪質業者を見分けるチェックポイント

業者選定の確認リスト

✅ 査定額の根拠(周辺成約事例・築年数・面積比較)を書面で明示してくれるか

✅ 「専任媒介」を強引にすすめてこないか(一般媒介も選択肢として説明してくれるか)

✅ レインズへの登録時期・方法を明確に説明してくれるか

✅ 空き家・古家の売却実績が豊富か(ホームページや口コミで確認)

✅ 担当者が質問にすぐ答えられるか(曖昧な返答が多い業者は要注意)

✅ 契約を急がせる言動がないか

 

4. 信頼できる業者を選ぶ具体的な基準

では、信頼できる不動産業者はどのように選べばよいのでしょうか。「感じがよかったから」という印象だけで決めてしまうのは禁物です。以下の基準を参考にしてください。

基準① 査定書の内容を見る

口頭で「○○万円です」と言うだけの業者は論外です。信頼できる業者は、周辺の成約事例・路線価・建物の状態・市場動向などを整理した査定根拠書を提示します。数字の背景を説明できる業者こそ、プロとして信頼できます。

基準② 空き家・古家の取り扱い経験が豊富か

空き家売却は、通常の居住中物件の売却と異なるノウハウが求められます。解体・リフォームの提案力、契約不適合責任への対応、相続絡みの手続きサポートなど、専門知識を持つ業者を選ぶことが重要です。

基準③ 仲介手数料の説明が明確か

仲介手数料は「売買価格×3%+6万円+消費税」が上限と法律で定められています。この説明をきちんとしてくれるか、また手数料以外の費用(広告費など)を請求しようとしないかも確認ポイントです。

基準④ 宅地建物取引業の免許番号を確認する

国土交通省の「宅建業者検索」システムで免許番号や処分歴を確認できます。免許の更新回数(例:「(3)」は3回更新=業歴15年以上)も信頼度の一つの目安になります。

基準⑤ 担当者との「相性」と「誠実さ」

空き家売却は数ヶ月〜1年以上かかることもあります。最終的には「この人なら信頼して任せられる」と思えるかどうかも大切な判断材料です。

空き家を売るとき不動産会社の査定額を鵜呑みにしてはいけない理由

5. 空き家売却の正しい進め方ステップ

STEP 1  物件の状態を自分で把握する
建物の築年数・リフォーム歴・雨漏りやシロアリの有無・接道状況などを事前に整理しておく。売主自身が物件を理解していることが交渉の土台になる。

STEP 2  3社以上に一括査定を依頼する
一括査定サービスを利用するか、自分で複数業者に問い合わせる。大手と地場業者を混ぜるのがポイント。

STEP 3  査定根拠を比較・質問する
各社の査定書を並べて、根拠の違いを比較。「なぜこの価格なのか」を担当者に直接質問し、回答の質で業者の力量を見極める。

STEP 4  媒介契約の種類を理解して選ぶ
一般媒介(複数業者に依頼可)・専任媒介・専属専任媒介の違いを理解し、自分の状況に合った契約形態を選ぶ。

STEP 5  売り出し後の活動状況を定期確認する
契約後も業者任せにせず、定期的に活動報告を求める。レインズ登録の確認も自分で行う。

空き家を売るとき不動産会社の査定額を鵜呑みにしてはいけない理由

6. まとめ

▶ 不動産業者の査定額は「提案価格」に過ぎず、業者によって大きく異なる

▶ 1社のみの査定は情報不足であり、最低3社以上の複数査定が必須

▶ 「高値付け」「囲い込み」など悪質業者の手口を事前に知っておくことで身を守れる

 

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▶ 信頼できる業者は「査定根拠を書面で示す」「急がせない」「レインズ登録を丁寧に説明する」

▶ 売主自身が物件の状態を把握し、主体的に売却活動を進める姿勢が最大の防衛策

 

空き家の売却は、人生の中でも大きな決断のひとつです。「早く手放したい」という気持ちが焦りを生み、業者の言いなりになってしまうのは避けたいところ。正しい知識と複数の選択肢を持つことで、後悔のない売却を実現してください。

監修者情報

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リラックホーム株式会社
代表 髙崎 敦嗣

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